当館の概要
越谷市科学技術体験センター ミラクルとは
Who we are
越谷市科学技術体験センター(ミラクル)は、2001(平成13)年に開設され、観察や実験・工作体験など五感をとおして、科学技術に興味と関心を持っていただき、未来を担う創造性豊かな人材の育成を図ることを目的に建設された体験型科学館です。この体験が夢の実現につながるように、そしてすばらしい未来が来るように願いをこめ、愛称を「ミラクル」と名づけています。
ミラクルは、「科学事始~わくわく体験・夢・感動」をテーマに、主要な二つの事業(学校教育事業・生涯学習事業)を推進しています。
越谷市科学技術体験センターの2つの事業
学校教育関係事業の概要
子どもたちの科学技術体験センターにおける科学的な体験を通じて、科学に関する事象について、興味関心を持ち、体験的に理解をすすめることを目的として事業を実施しています。主に下記の事業を展開し、学校教育との連携を積極的に図っています。
① 市内小学3年生・5年生のすべての児童を対象に学校では行うことが難しい科学実験・科学工作授業を科学技術体験センターまたは職員を学校に派遣して行う学校利用事業(博学連携)
② 特別な支援を要する児童生徒を対象にした科学工作体験事業
③ 学校での授業の質と学習効果を高め、児童生徒の学力向上を図るため、科学技術体験センターの学校利用体験メニューを、年間指導計画に即した時期に各学級の授業で実施できるよう開発したアウトリーチ教材(指導過程と実験道具のセット)を学校に貸し出す学校教材開発事業
④ 市内小中学校の理科担当教員を対象とし、教員としての資質の向上を図るためのさまざまな教員研修の協力を行う研究・研修協力事業
学校利用事業 Educational Programs
科学技術への興味・関心を喚起し、未来を担う創造性豊かな人材の育成を図るため、市内小学3年生・5年生の全児童を対象に、学校の授業では扱うことの難しいテーマを取り上げ、科学実験や科学工作などの五感を通した科学技術体験を実施しております。実施に当たっては、各学校の要望に応じ、科学技術体験センターの施設を利用した授業、または職員を学校に派遣して行う授業など、柔軟に対応した事業を実施しています。学校利用における体験は、各学校の教育計画の中に位置付けています。(博学連携)
小学校低学年を対象にしたプログラミング授業
小学校2年生(1年生)を対象にしたプログラミング学習で、超小型ロボットを使った授業となります。
実機を使った低学年向けプログラミング授業は全国的にも事例が少ないことから、対象を低学年に絞りました。具体的には、㈱ソニー・インタラクティブ・エンタテイメントに協力いただき、プログラミングの基本の「順次処理」「繰り返し」「条件分岐」を学習するための授業の組み立てを、パソコンを使わず、カードを使用して学習するプログラミングです。この授業により、科学技術への関心の高まりや、教育に対する意識の向上的な変容を期待します。
特別な支援を要する児童生徒を対象にした科学工作体験事業
特別な支援を要する児童生徒が、日常では体験することは難しい活動を科学技術体験センターで行うための、科学体験プログラムの開発に努めるなど、当該児童生徒の実態に合わせた科学体験できる環境づくりを推進するもの。
学校教材開発 Outreach
科学技術体験センターの学校利用体験メニューを、年間指導計画に即した時期に各学級の授業で実施できるよう開発したアウトリーチ教材(指導過程と実験道具のセット)を学校に貸し出すことにより、授業の質と学習効果を高め、児童生徒の学力向上を図ることを目的に実施しています。
研究・研修協力 Co-operates with education and training
市内小中学校の理科担当教員を対象とし、教員としての資質の向上を図るためのさまざまな教員研修の協力を行う研究・研修協力事業等を実施しています。また、学校と連携した社会体験事業等を実施しています。
生涯学習関係事業
Lifelong Learning
生涯学習関係事業の概要
青少年をはじめ多くの市民が理科や科学に対する興味・関心を持ち、未来を担う創造性豊かな人材を育成することができるよう学校現場や企業、サイエンスボランティアとの協力のもと、魅力的な科学実験や工作体験を実施しています。さらに、子どもから大人まですべての市民の科学的な思考や学習意欲が高められるよう、特色ある科学技術体験事業や年代にあわせた様々な科学講座・イベントなどを実施し科学に触れる機会を提供しています。
特別企画展 Special exhibitions
テーマを定め、展示会を開催します。
科学実験・工作体験 Scientific experiment and Scientific workshops
小学生以上を対象に科学実験体験、科学工作体験を毎日実施しています。メニューは月ごとに変わります。
科学講座 Science of lectures
科学に興味や関心を持ち、科学的にものを見る目を養う機会とするため、科学教育指導員が講座を行うほか、民間の講師を招いたり、企業、大学・高等学校等との連携による講座を実施しています。